木造住宅の中のバレエスタジオを実現

仙台市若林区荒井に木造住宅でありながら、柱を使わずに4間もの大空間を確保し、自宅内にバレエスタジオを実現した佐藤様ご夫妻。その家づくりに込めた思いと、工夫を、ご夫妻とエムケーホームズが明かします。

新天地で人生2棟目の家づくりへのチャレンジ

–家を建てようと決意するまでの経緯

弘道さん(以下、弘):私にとってこの家は2棟目になるんです。私は楢葉町の出身で、5年前の震災とそれに伴う原発事故で家に帰ることが出来なくなってしまいました。震災後に仙台の会社に転職しました。同居していた母をいわき市の仮設に残しての新生活でしたので、いつまでもこのままではいけないと感じていました。

優子さん(以下、優):私と出会ったのもその頃で、その後結婚して3年目になります。

弘:仙台に家を建てて、いずれは母との同居を考えていた頃でした。彼女がいつかは自分のバレエスタジオを持ちたいという夢を持っていることは知っていました。家のために借金をして、さらにバレエスタジオに後から出費が出てくるよりも、家を建てる費用に含めてしまったほうが早いと考えました。

優:結婚して、いずれは家をとは考えていましたけど、こんなに早く実現するとは当時は思っていませんでした。しかも自分の夢だったスタジオの併設について主人から提案された時は、とてもありがたく感じました。

–そこから具体的に家づくりの検討が始まったのですね?

優:そうですね。平成26年の秋ごろだったと思います。いくつかホームメーカーにも行きましたし、色々と要望を伝えたりもしていたと思います。

弘:当時はスタジオ併設を考慮して、広さを確保できる山田エリアと、交通の便が良い荒井エリアで探していました。エムケーホームズに出会ったのはそんな時です。インターネットで見つけて、連絡して現地案内をお願いしたのです。

優:初めてお会いしたときから、安斉社長がとても親身に対応してくれたのが印象的でした。

弘:あれもできます、これもできますと安請け合いの他者に比べて、予算や工法について本当に親身になって提案してくれたのはエムケーさんだけでした。親身になって、誠実に対応してくれるので、エムケーさんに決めて、その年の暮れにはもう予算についての相談が始まっていたと思います。

–ご予算といえば、エムケーホームズでは住宅ローンアドバイザーがいて、家づくりのワンストップサービスを目指していますが、その辺りいかがでしたか?

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弘:楢葉で建てた時は、金融機関選びも融資の手続きなどすべて自分でやりました。その点エムケーさんは、金融機関のチョイスから手続きまで何から何まで手伝ってくれましたので、とても心強かったです。しかも設計を詰めていく中で工法や細かな仕様が変わっていきましたが、その都度予算とのバランスを常に考慮していただいたのは、エムケーさんならではと感じています。

–土地はいかがだったでしょうか?

弘:実はエムケーさんと荒井のこの土地を見つけてから、確保するまでも紆余曲折がありました。最終的にはエムケーさんが本当に丁寧に最後まで面倒を見ていただき、無事この場所での新居建設に決まりました。

–さて設計の話が出ましたが、ご夫妻としてはどんな要望を出されましたか?

優:何と言ってもバレエスタジオへの要望が挙げられます。当初私たちは半地下で鉄筋コンクリート造(RC造)をイメージしていたのですが、周辺環境への考慮、予算とのバランスからエムケーさんが色々と提案していただき、今回の木造門型フレームの採用へといたりました。

–バレエスタジオ以外、特に居住部分に関してはどうですか?

弘:私としては、母の部屋の確保が大きなテーマでした。まずはそれが実現できるような設計を要望しましたね。

優:私が、実家で猫を飼っていたので、新居では猫と暮らしたいという思いがありました。一方で猫と暮らすときにストレスを感じるポイントも分かっているので、いずれ猫と暮らすなら、猫の生活が私たちのストレスにならないような工夫をあらゆるところに採用したいと思いました。また、寝室の壁紙クロスにローラアシュレイのものを採用したのですが、初めは輸入クロスを指定しようものなら予算が跳ね上がるようなイメージがありました。でもエムケーさんに相談したところ、思ったよりもリーズナブルに輸入クロスにチャレンジできました。

–こうした佐藤夫妻の要望を組み入れて、いよいよ家づくりが始まったのですね。

 

木造住宅とは思えない広大な空間に感動

–完成が近づくにつれて、どのように感じていましたか?

優:実は完成までの間、何度も現場を訪れて、完成に近づく様子を見ていました。私は当時アパート暮らしだったんですけど、とても不便に感じていたので、早く入居したくて仕方がなかったんです。

弘:私はほとんど見に行けなかったですね。

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–最初に完成した家と対面した時はいかがでしたか?

優:「お豆腐だ」って(笑)。外壁の色と、あとは三角屋根のイメージだったのが、見る角度によって四角く見えるので、それで。

–そして中に入ってみてはいかがでしたか?

弘:一生の家で2度も家を建てたわけですが、とても居心地が良いです。当初は半地下で居住部分も2フロア分で考えていましたが、最終的に1階にスタジオ、2階に居住部分になりました。結果的にフラットで生活しやすい家になりましたね。

優:私はまず、バレエスタジオの大きな空間に感動しました。途中でわがままを言わせてもらい、作り直してもらったスタジオの床も最高の出来で、ケガの予防に効果を発揮してくれると思います。

–入居から半年経過し、住んでみての感想はいかがですか?

弘:天井高もあるんで広く感じますし、風通しも良く思ったよりも涼しいですね。とても快適です。

優:ご近所も親切な方が多く、町内会にも参加して、本当に引っ越してきてよかったと思っています。

–そして奥様念願のバレエスタジオもオープンしましたね。

優:そうですね。平成28年7月23日にオープンしました。「アウェアネススタジオ アロンジェ」と言います。前に教えていたスタジオから遠いので、人脈もなくゼロからのスタートですが、すでに何人かに来ていただいています。

–この家の完成はご家族にとってどう捉えていますか?

弘:本当に満足の行く家が建てられたと思っています。母はまだこちらに引越してきていませんし、猫もこれからですが、ひとまずこれで住まいや生活環境のことは希望通り満たされました。これからは100%の力を夢の実現に向かって使っていけると感じています。新居の完成は、私たちにとっての新たなスタートです。

–ステキなお話をありがとうございます。

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軸組金物工法と門型ラーメン構造の組み合わせ


佐藤ご夫妻のご希望を聞いて、バレエスタジオという大空間を確保するためにまず想定したのは、鉄骨を使った構造でした。元々地下1階、地上2階というイメージもお持ちでしたし、大震災以降に一層高まっている建物の耐震を考える上でも、鉄骨でフレームを作って大空間を確保するのは妥当だと考えたからです。



 LT軸組金物工法で使用する全ての金物は、強度試験を行い耐力を数値で表示できるようになっています。
 従来の接合部と比較すると、柱頭・柱脚金物で最大約4.3倍の強度を確保することができます。

ラーメン構造「木造門型フレーム」は、今まで木造では困難だったS造・RC造のような自由な間取りや大開口・大空間を、環境に優しい“木”で実現することができます。
壁の量・配置や偏心率の問題を解決し、広いリビングやリフォーム、耐震補強にも威力を発揮します。

 

梁せいは、60㎝。4間のスパンを飛ばしています。
柱は105×105を2本に、105×300を1本抱き合わせた、
ゴツい門型フレームが4ヶ所、ダンススタジオ部分に入っています。

 
 

 
エムケーホームズは小ぶりでちょうどいいサイズの家ばかりと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、お客様のご要望に応じてこのような大空間の創出も実現可能です。これからも様々なご要望に応じられるよう、技術力の向上を続けてまいりますので、家づくりの夢、ご希望、何でもお気軽にご相談ください。